phaさん著「持たない幸福論」の書評。社会資本によるセミリタイアの方法

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phaさんの新刊「持たない幸福論」を読みました。

私はphaさんの処女作である「ニートの歩き方」も読んでいます。セミリタイアをする者として、phaさんの考え方は参考になるので数年前からずっとフォローしています。

それでは、気づいたことなどを書きたいと思います。

「社会⇔自分」「肯定⇔否定」の四パターン

私が一番感銘を受けたのはこの考え方です。

人生は一本調子の右肩上がりではなく、辛いことが当然訪れます。そんなときは無理に踏みとどまって頑張るのではなく、逃げ出したっていい。自分に自信が持てずに、社会からも認められていない。そんな風に感じる時期もあるけれども、物理的に死なない限り、いずれ気分が楽になってくる。気分が楽になってまたしばらくすると、いずれ自発的に社会に復帰したくなる。その繰り返しが行き詰まらないコツだと。

私は今年中に会社を辞めるのですが、「あぁ、そうか。会社を辞めたあと不安がいっぱいだけれども、いずれまた働きたくなるだろうから、そのときにまた働こう。」と思い、気がラクになりました。

4年働いて2年休むという選択肢

以前、スキルの重要性について記事を書きました。

私は創業数十年の日系企業で働いています。労働組合の力は強いですし、簡単に解雇されることはないでしょう。勤続年数、年齢に応じて給料も上...

こんな働き方ができたらいいですね。ただし、会社で上司からふられた仕事を片付けているだけでは、会社内でのみ通用するスキルが身につくことになります。ですから、自分に向いていて、なおかつ汎用性の高いスキルを探し出して学習するといったように、戦略的に生きる必要があると思います。頭が悪いとできません。

とはいっても、もとより大多数から外れた行動を取るわけなので、自分で考える力が必須なのは当たり前なのでしょう。

セミリタイアの方法の1つである社会資本の蓄積

私は大学生のときから会社を辞めるつもりでした。その方法として投資で稼ぐことを選択しました。金融資本の蓄積です。

資本には「金融資本」の他にも、「社会資本」と「人的資本」があると言われています。

私は投資をセミリタイアの最重要科目としたことから、「金融資本」によるセミリタイアを目指した形となっています。セミリタイアをするためには◯◯円必要という記事は巷に溢れているので、仕事を辞めるうえで金融資本のことを考えるのは一般的だと思います。

一方、phaさんは主に「社会資本」によるセミリタイアの形なのだと思いました(もちろん、文章を書くスキル「人的資本」も高いです)。

この本を読んでいるときに、phaさんの文章がとても読みやすかったので、「phaさんは頭が良いから仕事を辞めても生きていけているんだ!」とツッコむ人がたくさんいそうだなと思いました。それは、投資で「金融資本」を積み上げていくことが一般人には難しいのと同じように、phaさんがされているようにインターネットで「社会資本」を積み上げて、かつ「人的資本」から利益を得ることが一般人には難しいのであるようなことと同じだと思います。

「努力の量」を考えると、社会資本によるセミリタイアが一番ラクだと思いました。人付き合いが煩わしいかもしれませんが。

サラリーマンにとっての死兆星

学生のころは、普段勉強していない人が勉強を始めると焦りました。今は、周りの独身者が結婚をすると焦ります。そして、もしもphaさんが週5日で働き始めたら焦ると思います。

勝手ながら、phaさんにはいつまでもニートの星であっていただきたいです(もうニートではないと思いますが)。

この本を読んだ者は、その年の内にニートになると伝えられています(私の体験談より)。

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