働かなくなってから10ヶ月が経過。「会社を辞めて楽しいのは始めの数年間だけ」「会社を辞めたら幸せになれる」ということについて

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昔からマンガ好きだった私は、たまに送られてくる進研ゼミの広告に同封されているマンガを好んで読んでいました。ストーリーはいつも同じで、今ひとつ学生生活でのりきれない主人公が進研ゼミを始めた途端、「勉強」「部活」「恋」で絶好調になるというものでした。

私たちはこのストーリーが誇張して書かれたもので、人生はそんなに単純ではないことを知っています。しかしその一方で、人生の転機を探してもいます。

会社を辞めて楽しいのは始めの数年間だけ

会社を辞める前にいたるところで目にしました。「会社を辞めて楽しいのは始めだけですぐに飽きるよ」とか「若いうちはいいけど将来どうするの?」とか。

この言葉の意味するところは、会社を辞める前からでもなんとなく想像できました。人間は慣れるようにできているので、無職生活が続けば会社に行かない状態に慣れてそれだけでは幸せを感じられなくなるのだろうと。でもそうであるならば、自分の意思で働きたくなるということなので、生活費も稼げるし良いことだなとも思っていました。

今のところ、怠け癖がついて正社員で働くのは無理という状態になっています。定時できっかり終わる職業訓練校ですら継続できませんでした。ダルすぎです。

職業訓練校の「就職しろ」というプレッシャーに耐えられないので、修了する前に学校辞めますわ。 — Mao (@Mao_kwb) 20...

今のところ就職する気はさらさらありません。そして、もしも私がまた働くとすれば、それは暇過ぎて働きたいというよりも、あのサラリーマン生活をしていたときと同じように自問自答をした結果になるのではないかと思います。

「おれの人生はこれでいいのだろうか?」

酒は百薬の長なんて言いますが、飲み過ぎると体に毒です。「サラリーマン生活」と「セミリタイア生活」も同じように、薬にも毒にもなるのかなと。

今はとても楽しいのですが、そのうちあの居酒屋の店長から言われた言葉に向き合わなければならないときが来るのかもしれません。

先日、2016年4月から通い始めたダンス教室の飲み会に誘われました。先生も生徒もみんな女性というハーレムです(ちなみに、私が一番年上です)。...

会社を辞めたら幸せになれるという妄想

あのサラリーマンだった頃に感じていた「毎日、会社に行きたくねぇー」という状態でずっと仕事を続けていたら、それは不幸なことだったでしょう。人生とは、毎日ビルの中で休日を楽しみにすることではありません。でも、大多数の人がそれを良しとする価値観で生きている世の中で、自分だけ会社を辞めるといった違うことをするのは不安になるものです。私たちは、他人と同じことをしていないとどうしても不安に襲われます。

そして、まだ会社を辞めたことがない人のブログを読んでいると、「会社を辞めさえすれば幸せになれる」みたいに書いている人もいるのですが、それは当時から感じていた進研ゼミに対する「ありえないだろ」という似たような想いに駆られます。

進研ゼミさえすれば学生生活が上手くいくなんてありえないように、会社を辞めさえすれば日常生活が上手くいくなんてありえません。会社から「自由」になっても、自分のやりたいことすべてを「自由」にできるわけではないのですから。

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