ヤンゴン国際空港のATM。手数料無料でチャットをキャッシング。ドル札両替とどちらがお得なのかを比較してみた

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 101
スポンサーリンク

2015年12月にヤンゴン旅行をしました。数年前はミャンマーの現地通貨チャットを入手するためにはドルのピン札を用意する必要があったようです。しかし、今ではATMが空港や街中のいたるところに置かれており、クレジットカードのキャッシング枠さえあればチャットを手に入れることは容易に可能です。

ここで気になる点が、

「従来通りにドルからチャットに両替する」と「クレジットカードでキャッシングしてチャットを引き出す」とでは、どちらがいくらぐらいお得なのか?ということです。

気になったので、調べてみました。

ヤンゴン国際空港にある引き出し手数料無料のATM(United Amara Bank)

ヤンゴン国際空港の手荷物受取場には、両替所とATMがあります。しかし、そこのATMの引き出し手数料は6,500チャット(約650円)と少し割高です。

以前、ヤンゴン国際空港にATMが何台あるのか調べました。

コメント欄で「ヤンゴン国際空港にATMはどのあたりに何台ぐらいあるのか?」という質問をいただきました。ということで、実際に数えてみま...

これらのATMの中で、引き出し手数料が無料のATMがあります。それは、手荷物受取場を出た真正面にあるUAB(United Amara Bank)のATMです。

手数料無料で 一回につき600,000チャット(約6万円)までの引き出しができます。

空港だけでなく、ヤンゴン市内にもUABのATMはあります。

(2016/9/4更新)手数料は請求されるようになっているみたいです。しかしながら、クレジットカードの海外キャッシングの場合は、通常どのATMを使用しても手数料はかからないという情報を得ています。その場では請求されているように見えますが、カード会社が手数料を立て替えてくれているとのこと。

UABのATMでキャッシングした場合に必要な金額(円)

実際にUABのATMで引き出したときのクレジットカードの明細書です。300,000チャット両替しました。

f:id:Mao1:20151215145733p:plain

ちょっと見にくいですかね。利用金額は28,528円、利息は378円(15日分)です。したがって、合計28,906円が300,000チャット引き出しに必要な金額です。

空港で円をドルに両替して、さらにドルをチャットに両替する場合に必要な金額(円)

以下、私がヤンゴン国際空港でチャットをキャッシングした当時の成田空港と関西国際空港のレートです。

f:id:Mao1:20151204132011p:plain

成田空港(https://gpa-exchange.jp/rate/

f:id:Mao1:20151204132015p:plain

関西国際空港(http://www.kaakix.co.jp/exchange/rate.html

成田空港では1ドル125.12円、関西国際空港では125.25円です。レートが良い成田空港のほうを使って計算します。

次に、ヤンゴン国際空港にある両替所のレートです。

f:id:Mao1:20151215152326j:plain

またまた見にくいですね。1ドル1,300チャットです。

成田空港では1ドル125.12円、そしてヤンゴン国際空港は1ドル1,300チャットなので、300,000チャットを両替するために必要な金額は28,873円となります(計算式は、300000 x 125.12 / 1300)。

まとめ

300,000チャットを手に入れるために必要な金額(円)は、

キャッシングの場合 : 28,906円

ドル両替の場合 : 28,873円

です。誤差ですね。

ドル両替のほうが若干お得ですが、空港の不利なレートで円→ドル→チャットと両替することは、手間がかかる割にメリットはあまりありません。

また、キャッシングの場合は大金を持ち歩く必要もないので、セキュリティ面では圧倒的に優れていると思います。

注意点

以上の結論を出しましたが、海外キャッシングについて詳しい方なら以下のような疑問を持たれると思います。

・キャッシングのレート確定日はATMでキャッシングした日と異なるので、為替変動により金額が変わる

・早期繰り上げ返済をすれば、金利をもっと抑えることが可能

その通りです。以下、マニアックな人向けです。

キャッシングして早期繰り上げ返済をした場合に必要な金額(円)

海外キャッシングのレート確定日はキャッシング利用日から最速で3日ほどです(カード会社によって異なります)。私のキャッシング金利は15日分かかっているので、3日で早期繰り上げ返済したと仮定して上記の金額を補正します。すると、利息は76円となるので(計算式は、378 x 3 / 15)、300,000チャットを引き出すために必要な金額は28,604円となります(計算式は、28,528 + 76)。

ドル両替の必要な金額(レート補正)

次に、キャッシング利用日とレート確定日の空港のレートの差を補正します。

みずほ銀行のホームページ(http://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/quote/index.html)よりATMからキャッシングをした2015年11月26日とレート確定日の2015年12月15日のレートを取得します。

2015年11月26日 : 1ドル122.61円

2015年12月15日 : 1ドル121.16円

差分の1.45円を使って空港のレートを補正すると123.67円(計算式は、125.12-1.45)となるので、空港で円をドルに両替してさらにドルをチャットに両替するために必要な金額は28,539円となります。

まとめ

以上から、300,000チャットを手に入れるために必要な金額を下記に列挙します。

キャッシング(利息15日) : 28,906円

キャッシング(利息3日) : 28,604円

空港で両替(レート2015年11月26日) : 28,873円

空港で両替(レート2015年12月15日) : 28,539円

上記で「ドル両替のほうが若干お得ですが、空港の不利なレートで、円→ドル→チャットと両替することは、手間がかかる割にはメリットはありません。」と書きましたが、為替変動によって334円得しています。実際は空港での両替のほうが367円ほどお得になっています。ただし、3日でレート確定するようなカードを持っており早期繰り上げ返済をするのであればその差は61円となります。

結論は、早期繰り上げ返済をすればキャッシングと空港での両替は誤算の範囲。早期繰り上げ返済をしない場合は1%ほど空港での両替のほうがお得ということになります。

関連コンテンツ



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする